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2006.04.08 ぶらりOkinawa 優しい朝編
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4日目は、別行動の友だちを名護のバスステーションに送るために早起き。
まだ夜が明けていないうちに出発し、だんだんと夜が明ける様子を車から眺める。
無事に送り届け、宿に帰り着くと、もう一人の友だちは一眠りすると言う。
せっかく起きたのに、なんだかもったいなくて、私はふらりと探検お散歩。

ふだんは朝散歩することなんてないし、しかも見知らぬ土地。
ぐるぐるとゆくあてもなく歩き続ける。何もかもが新鮮で。
道ばたの花さえも。
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これは幼稚園だったのかなぁ。
雨上がりの凛とした空気の中で。
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ずんずんずんずん歩くとね、どどーんどどーん。
波の音がどこからか聞こえてきた。
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そしたら、海だったの。
朝日が雲とかくれんぼしながら出てきた。
波の音だけが聞こえて、私の他には誰も居ない。
今この瞬間をひとりじめだ。
私だけの、時間。
嬉しかった。悲しかった。
美しすぎて。
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しばらく地に根が生えたように、そこに佇んでいた。
ずっとずっと見ていた。
朝日が、神々しく昇るのを。
大雨の後の波が、激しく打ち寄せるのを。
我に帰って、叫んでみた。
「だいきらいだー」
「だいすきだー」
最後に、
「ありがとうー」
って。

それから宿の方へ戻ってきた。
いつの間にか青空が広がっていた。
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迎えてくれる場所だった。
ちょうど宿主の方が出先からもどってきたとこだった。
「ちょうどいいところに来た」って言って、車から降りるのを手伝った。
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それから1時間くらい寝て、
お腹が減ってのろのろと起き出して、宿の人と朝ごはん。
自家栽培のじゃがいもがおいしかった。
なんかいつのまにか話してた。
今の自分の状況。やりたいことがわからないこと。
昨日の夜は太鼓叩いて楽しかったこと。

そしたら、「ここに住みなよー。スタッフ今ちょうど少ないし、
転地療法がいいかもしれないよ?」って。
「そうできたらいいなぁ」って笑いながら言ったら、
「ここで師匠と三線弾いて、太鼓叩いて笑って暮らせばいいよ。
明日生きてると思うなよー」って。

それは普段私が肝に銘じていることだったはずなのに、
がつーんときた。
私はまだまだ覚悟が出来てない。たぶん。
それを実感しながら生きているだろうか?果たして。

ごはんを食べ終わって、庭に出た。
そしたら長期滞在している人がいた。
「おはよう」って言われた。
今日の朝言われたのは2回目。
「おはようっていうことばは、何回言ってもいいものだね」
穏やかな笑顔で言葉を続けたその人。
素敵な考え方だと思った。嬉しくなった。
ちょうど世界がすっきり顔を洗って、前の日とはまるっきり違う朝。
新しい朝。新しい一日。
そんな朝に言われたものだから。
その人にその感動を伝えたかったけど、どうもうまく言葉が出てこなかった。
今度会うときは伝えたい。

私らも身支度をする。
宿主さんは昨日の三線の師匠とどこかへ行くらしい。
一晩の宿のお礼を言ったら、
「ね、ゆっくりやんなさい。ゆっくりね。」
ここにはいろんな人がいて、
世界には自分のやりたいことが見つからない人もいっぱいいる。
生き急ぐことはないんだ。

変な甘えかもしれないけど、
いざとなったら(?)またここに来ようと思った。
それは別に慰めてもらいたいからじゃない。
本当に人間らしい生活を取り戻すため。
本当の私を取り戻すため。

そんな朝だった。
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