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2006.05.26 光と影の世界展
今日は、学校の帰りに、美術館に寄ってきました。

藤城清治という方の作品展をやってて、
前からその鮮やかなポスターに目を奪われていたのです。

光と影で表現する絵画「影絵」を芸術として広く浸透させた作家、藤城清治。
展示フロアに足を踏み入れたら、
そこは真っ黒な壁に、作品がぼわんぼわんと幻想的に浮かび上がっている。
影絵だから、後から光をあててこそが、作品の完成形。
すごいのは、影絵の作品の前に水があって、
そこに反射して映りこむ、揺らめく光と影の美しさと言ったら!
影絵の両側面には鏡があって、
覗き込むと、永遠に続く光と影の世界。
今まで、見たことのない展覧会。
素晴らしかった。泣きそうになった。

影絵っていうと、黒と白の世界を思い浮かべるんだけど、全然違ってた。
影絵の概念を思いっきり打ち破られた。
モノクロの影絵では、白にもちゃんとグラデーションがあった。
カラーの影絵は、美しすぎて、もうことばにならない。
無限の色と影のコラボレーション。
影絵は、まさに「光の絵」だと思った。

動物の毛並、葉っぱ、布、川の流れといったものの質感が見事に現れていて。
全部かみそりで切ったとは思えないくらい。
緻密で精巧な。
もうね葉っぱの一枚一枚、枝の一本一本がくっきりはっきり。
小指の爪の先より小さいんだよー米粒みたいなのに!
今回実物があった一番大きい作品は、なんと高さ6メートル。
気の遠くなるような作業だと思う。

今年、藤城さんは82歳。
年を重ねれば重ねるほど、作品が多彩で鮮やかで美しくなっているような気がする。
今回の美術展のために新たに制作した作品とか、影絵って言われないとわからない。
広島の原爆ドームを描いた作品がすごく良かった。
あんなに美しい原爆ドームを見たのは初めて。

今回、観にいって思ったのは、希望。
すごく明るく輝く希望。
どんなに暗い時代でも失わないでいられる希望。
藤城さんをはじめ、私たち平和を希求する人全ての願いがかなうように。

美術館に来ると、何だかぐっと胸に迫るものがある。
コツコツとかすかに響く靴音、聞こえるか聞こえないくらいのBGM。
ひそひそと作品について話す声。
そして、作品に圧倒されて、飲み込まれそうになる。
それだけパワーがあるのだろうな。
今回の作品展も。
100点をじっくり見たからちょっと大変だった。けど。
本当に行ってよかったー。
何枚かポストカードを購入して帰りました。
実物のほうが比べ物にならないくらい断然美しいけどね。

私も自分のスタイル、少しずつ作っていけたらいいな。
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