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2007.01.31 幸福な食卓
2007_0131(012).jpg

「幸福な食卓」観てきました。

すごく悲しいような、でもなぜかすごくさわやかなような、
心がやわらかくなって、じんわりじんわり感動しました。
ラスト三分の一は、ものすごく泣いてしまって、涙が止まらなくて、苦しかった。
着ていったタートルのカットソーがぐしょぐしょになるほど。

「すごいだろ、気づかないところで中原っていろいろ守られてるってこと」


セリフは少なめで、モノローグもない、「抑えた」映画だったからこそ、
ひとつひとつの演技や、ことばが胸に沁みていく。
まっすぐな名言や、心のこもった名言がたくさんありました。
登場人物もひとりひとりがとても魅力的で、いとおしかったです。
特に、主役となる佐和子と大浦勉学。
ふたりの描き方が、とても好きでした。
映像のトーンもすごく好み感じ。

互いが互いを思い合うがために、傷ついたり、傷つけたり。
小さなずれとかほころびとか、心もとない感じや、
きまじめさやまっすぐさ、誠実であろうとする感じ。
丁寧に描かれていて、心が満ち足りた、そんな思いです。

なんだかな、この映画は優しいだけじゃなくって、
人ってすごく弱くて孤独なんだけど、
芯には、強い力があるんだな、
大切なものやことっていうのは、何かなくしてしまっても、
なんらかの形でつながっていくんだな、
そういうことを感じられたような気がしました。

ラストシーンは、Mr.Childrenの「くるみ」がフルコーラスで流れて、
そのシーンは何もことばがなくて、ただただ歩く佐和子。
すごく良かった。
「くるみ」の詞が、桜井さんの歌声が、そのシーンが、
すべて良くて、ぴったりマッチしていて、最高のラストシーンでした。

出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ


パンフレットに役者さんがコメントされてたんですけど、
「観たあと、日常がほんの少し素晴らしく見える作品」です。
これは、ほんとです。
今日も、空に浮かぶ雲がものすごくきれいだったり、
外の風の冷たさがなぜかいとおしかったり、
温かいミルクがやっぱりおいしかったり、
普段めったに買わないシュークリームをお土産に買ってみたり、
車に乗ったら、カーラジオから流れてくるのは「愛は勝つ」だったり。
そのたびに映画を思い出して、泣きそうになったのでした。

私にとっても、たからもののような作品だけど、
これはぜひともたくさんの人に観てほしい。
って毎回言ってるような気もするけど、ホントにホントです。
原作を読まずに観たのだけど、かえって良かったなって思います。

最近観る映画をはずさなくなってきました。
自分の好みがわかってきたような気がします。
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